母子家庭出身。母が病弱なため、定時制高校に通いながら日々アルバイトと家事をして家族を支えました。進学したい気持ちを親と確認し、上京。経済的な理由から新聞奨学生として 2 年通うことを 決意しました。在学中、幻覚を見るほど追い込まれた日もありましたが、リゾートホテルへの内定とともに立派に巣立っていきました。

入学前は定時制高校に通いながらアルバイトと家事をやっていました。専門学校に通いたかったのですが、病弱な母と中学に入ったばかりの弟を残していくのが心配でした。
母に打ち明けると「私たちのことは何とかするから」と強い言葉で背中を押されました。経済的な厳しさは変わらないので、新聞奨学生として進学・上京しました。
1 年次は、勉強に加えて朝夕の配達、実家に援助をしてくれていた親戚とのトラブル、絶対に卒業しなければいけないというプレッシャー。色々なことが一気にのしかかりました。
極度の睡眠不足が続いたせいで幻覚を見て叫び、授業を中断させてしまったこともあります。先生と相談して空き時間は休ませてもらえるようになり、なんとか立て直せました。
その後も生活は大変でしたが、自分の意志で進学して勉強ができていること自体が幸せでした。
あっという間に就活の時期になり、ガイダンスで興味を持ったホテル業界を目指しました。早く就職先を決めたかったので、短期決戦で第一志望のリゾートホテルからの内定も獲得しました。
もちろん配達に休みはありません。しかし早くに就職が決まった分、少しだけ余裕をもって残りの学生生活を過ごせました。この期間は宝物のような思い出です。
卒業後は実家の隣県のホテルに配属されて働いています。仕事は楽しいですし、なにより差し迫った経済的な心配がなくなったことが嬉しいです。
今が一番心に余裕があると思います。本当に辛いこともあったけど、進学を選んで頑張り抜けて良かったです。
I・Y 先輩 岐阜県出身 好きな英単語『belief』